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「人生はなぜ思い通りにならないのか?」という疑問に対する答は、自分の経験則から導き出せる。

「人生は、あなたの思う通りにしかならない」

ただし、

「あなたが希望する時とは限らない」

これが私の経験則である。

「人生は、あなたの思う通りにしかならない」という主旨のフレーズは、「思考は現実化する」や「ザ・シークレット」にも出てくるが、毎日思い通りの結果を得て生活しているあなたに異議はないはずだ。
「えっ?異議あり?」
その異議は、日常生活という言葉の意味を考えれば解消できる。日常生活とは、思い通りの結果が積み上がって成立している生活のことであり、日常的に思い通りの結果がついてくるからこそ成立している生活のことだ。
「えっ?日常生活で思い通りに行かない経験も毎日している?反証がひとつでもあれば正解ではない?」
なるほど。でもそれは、「あなたが希望する時とは限らない」という経験則で解消できるはず。思い通りの経験、つまり

思い通りの結果の多くは希望の日時にやってくる

がそうでない場合もある。
「待っていれば結果は必ずついてくるというのは詭弁だ?」
そうかもしれない。「戦場へ行った夫は必ず帰ってくると信じていたのに叶わなかった」という方の例が典型的な反証だろう。しかし、残念ながら反証にはならない。肝心の夫の思い通りが何だったのかが不明だからだ。「死ぬかもしれない」と思っていたのなら、「人生は思い通りにしかならない」のまさに典型例になってしまう。なぜなら

「思い通りになる」には、希望が叶う場合と不安が的中する場合の2種類ある

からだ。あなたがどちらを強く思うかで結果が真逆になるという仕組みだ。

論点はまだまだあるが、この辺で本題に移ろう。実のところ、ここまでの議論は誰も証明できない。なぜなら、人間の内面を問題にした実験でも観測者が複数必要になるが、あなたの観測者はあなた以外に存在し得ないからだ。だから、あなたの経験則であなたが結論を導くしかない。

さて、多くの方が人生の真理ではなく処世術の方をお望みだろうから、本題は

どうすれば思い通りの人生になるのか

だが、

諦めずに結果を求めて生きる

ことに尽きる。

自分次第で結果が出せるものについては決して諦めてはいけない。結果はあなたの思い次第

なのだから。逆に、

他人の協力が結果に必要なら、他人の思いを自分の意向に合わせてもらう必要がある

ので、あなた次第にはならない。

協力を得られる人間関係の構築が先決

となる。

早く結果を得たいのなら、自分の思いを他人の意向に合わせることである。人間関係は支え合いであり、まずは支える側に回ることが近道

といえる。

多くの人を支えて生きれば、思い通りの人生を歩める

という単純明快な結論になる。そして、多くの人を支えることで思いを満たせば、その時点で思い通りの人生を歩め、一生踏み外すことはない。マザーテレサやガンジーがその好例だから、見習っても損はあるまい。

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