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「『人生は本当に思い通りにならないのか』で、人生を思い通りにしたければ『諦めずに結果を求めて生きる』というのは理解できるけど、諦めなければ必ず実現するという保証はないよね」

「必ず実現すると言う保証は人生に終わりがある限り100%無い」

「だから人生は思い通りにならない、と言ってるわけよ」

「思い通りにならない原因の99%以上は、諦めるからであって人生に終わりがあるからではない。待てないなら手段を変えよ。手段を変えれば実現時期も変わる。早まるかどうかは選んだ手段の効果次第だが」

「そこそこ。その手段を知りたいのよ」

「思いの実現に必要な条件を把握し、条件を整備する順序を確認し、タイミング良く条件を整備していく、これが手段。ポイントはそこではなく選べる手段を星の数ほど持っておくこと。最適な手段を常に選べるように」

「星の数ほどね・・・。気を取り直して、条件だけど、例えば彼女と結婚したい場合の条件とは?」

「彼女があなたと結婚してもいいという条件が条件」

「結婚の条件、昨今は『好き』だけじゃないよね?」

「彼女によって千差万別。貧乏は嫌、束縛は嫌、子供は嫌、親戚付き合いは嫌などなど。ちなみに、条件が多い彼女は幸せを手に入れる手段として結婚を考える女性だから、嫁にすると後悔する。結婚は相手の幸せに貢献する手段なので、結婚が自己犠牲だと知らない彼女との結婚は離婚が確実。結婚という『思い』を、思い通りに実現させてはいけない典型例だね。思いを変更するのは結構難しいよ」

「結婚よりも、もてる、金持ちになる、有名になる、出世する条件を知りたい人のほうが多いかも」

「思いの実現が自力だけじゃダメだから当然だけど、多くの人がすぐ諦める典型例ばかりだね。惚れてもらう、買ってもらう、知ってもらう、引き上げてもらうなどは多くの人の協力が必要。だから多くの人をその気にさせるテクニックが必要になる」

「相手をその気にさせるテクニックとは?」

「あなたの思いの実現に協力することが、相手の思いの実現にどれだけ貢献できるかを説明し理解を得ることだね」

「相手の思いを知らないとできない芸当だね」

「様々な人の思いを知ることが、様々な実現手段を手にする近道であり、支援を得て思い通りの人生を歩む近道。だけど、多くの人の人生で助演男優賞を狙わないと多種多様な思いを知ることは不可能」

「相手の思いを知る方法が助演男優賞を狙うことって具体的に何をすればいいの?」

「相手の思いの実現に貢献すること。特に、相手が固執している思いの実現に貢献することが助演男優賞を狙うということ。貢献の過程で得たノウハウが、自分の人生を思い通りにする手段としても役立つので一石二鳥」

「とても遠回りな方法に思えるけど」

「自力で実現できる思いだけなら遠回り。でも、思いの実現に誰かの支援を必要とするなら必須のテクニック。相手の思いに貢献できないとあなたの思いにも貢献してくれないから」

「他人の支援を得なきゃ実現できない思いは捨てたほうが賢明かもね」

「それは自力で実現できる思いを捨てるより難しい。例えば、愛する人と暖かい家庭を築くとかは、相手があることだから簡単には捨てられないし、家族が増えればますます困難だし、捨てたら捨てたで自分の思いを捨てること以上に失うダメージは大きいし、それを埋める思いは容易に見つからないしで最悪。失意のまま一生を終わりたい人以外には薦めないね」

「主演男優賞よりも助演男優賞を狙えってことね」

「主演男優賞にノミネートされる映画って、主人公が助演男優賞を獲得できるほど最高の脇役を演じている場合が多い。個人の思いより多くの人の共通の思いを実現させるほうが、達成感も与える感動も大きいから。映画は『思い』の優先順位を学ぶ格好の教材。思いの抱き方についても『万物万人わが師たらざるは無し』だよ」

「抱く思いをよくよく選び、それから猪突猛進せよってか」

「これが、誰にでもできる、後悔しない思い通りの人生を歩む方法」

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