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サイトで使われている写真は、すべて沖縄の風景です。きれいですよね。でも、やがてすべてを失います。観光立県沖縄の名とともに。経済の豊かさを求めて心 の豊かさを失い、美食を求めて長寿を失い、自分の生活が苦しいからと言い訳をして後世の人々の生活基盤（＝観光立県に不可欠な豊かな自然）を破壊していま す。その結果、老後を支えてくれるはずの人々を私たちは失おうとしています。 官民共に生活保護的な国策に甘え過ぎた結果、私たちは自力で再生する能力をすでに失っています。若者の県内思考は一転し、移民的な県外流出が主流となりま す。県内に誰でもできるような仕事が、パートも含めて皆無になるからです。あるのは、老人の世話をする仕事ばかり。職を求めて、子や孫の大半が県外へ去っ て行きます。今日の飯も大事ですが、１０年後の飯も大事です。「なんくるないさ（＝何とかなるさ）」は１０年後の飯をどう確保するかに意欲と行動のある人 にのみ微笑む言葉です。意欲も行動もないキリギリスには、童話のような運命が当然のごとく待っています。一緒にアリになりませんか、沖縄県民の皆さん。

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